20~40代男性に多い「群発頭痛」
眼窩(目のくぼみ)周辺から、側頭部にかけて短時間のキリキリと突き刺すような激しい痛みが起こります。
決まった時間に頭痛発作が起こりやすいのが特徴です。
名前の由来として、1~2年間のある時期に集中して発作が起こるので『群発』と呼ばれています。
症状は
眼の奥の強烈な激しい痛みが、決まった片側に現れ、涙がでたり、鼻水がでたり耳が詰まった感じがするといった自律神経の症状も伴います。
群発頭痛は0.56%~0.4%程度(1000人に1人以下)と報告されています。
女性の3~7倍ほど、男性が発症しやすく、『飲酒』が発作を誘発するので、治療期間中は禁酒が基本となります。
発症する方が、あまり多くないので医療機関でも『群発頭痛』と診断されず、転々とされる場合もありますが、当院ではしっかりとお話しをお伺いした上で、必要であれば専門医での精密検査を受けていただき、しっかりと状態を把握した上で治療にあたっております。